8日の日経平均株価は、先物への売りが主導して前日比90円95銭安の1万508円6銭と続落。一時1万463円43銭(前日比135円58銭安)を付け、1万500円を割り込む場面があった。現在の相場は期待値なのでその場の投資家の気分で上下するだろう。東証1部の出来高は35億1954万株。売買代金は1兆8725億円。騰落銘柄数は値上がり565銘柄、値下がり1013銘柄、変わらず116銘柄。
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、麻生副総理兼財務・金融相の発言を受けて一時急伸する場面も見られたが、全般はポジション調整の流れが主導してドルが下落した。午後5時現在は1ドル87円37~39銭と前日比39銭のドル安・円高だった。始まりは利益確定目的でドルが売られ、ポジション調整や投機筋の仕掛けなどもあり、87円20銭台まで下落して始まった。午前中に麻生財務相が外貨準備の活用で欧州安定機構(ESM)が発行する債券を購入する方針を表明するとユーロが対円で買われ、ドル円も連れ高して87円80銭前後まで上昇したものの、午後に入るとドルは再び調整売りに軟化し、87円30銭台まで弱含んだ。こちらも株価と同様に期待先行で進んできたので焦点が現実の政策に移り、調整が進みやすい状況になっているという。
今日のトヨタは大きく下げている。ドルが弱含んだ性もあるだろうが、このところ、トヨタは大きく値を上げていたので利益確定売りも大きいのだろう。コマツも同様の理由で下げているようだ。三菱重工だけが何とか値を保っているが、ドルの影響が自動車ほどではないのかもしれない。
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