防衛省は、自衛隊に新型輸送機オスプレイを導入する検討に入った。2013年度予算案に調査研究費として数百万円を要求する。安全性への懸念から国内配備には沖縄を中心に反発が強いが、安倍晋三首相が指示した「自衛隊の態勢強化」に資すると判断した。

オスプレイはいまの自衛隊のヘリコプターより航続距離や速度、積載量で優れる。尖閣諸島をめぐる中国との緊張が続くなか、防衛省は尖閣を含む南西諸島の防衛に活用できるとみる。

森本敏・前防衛相は11月ごろに調査研究費の要求を省内で指示。政権交代後も方針は引き継がれることになった。防衛省は1機約100億円とみており、いまのヘリより高額なため効果的な配備や在日米軍との連携などを研究する方針だ。
 
 
どうも本気でオスプレイを導入するようだ。数的には20機程度だろうけどあればあったで離島防衛には役に立つだろう。20機で増強1個中隊程度を時速500キロで空輸できるというのはなかなか魅力だろう。これこそ動的防衛力と言うものだろう。何しろ陸上自衛隊はこれまで地域貼り付け旧ソ連対策の対機甲戦一点張りで長距離機動力に欠けているので悪い選択ではないだろう。もっともとん挫しているAH-X、UH-x、OH-Xなどのヘリの更新増強もやっての話だろうが・・・。
 
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