大納会となる28日の日経平均株価は、新政権への期待が膨らんで株価を押し上げ、手じまい売りも跳ね返して、前日比72円20銭高の1万395円18銭と4日続伸だった。連日で年初来高値を更新し、年足では3年ぶりに陽線を形成した。東証1部の出来高は28億9171万株。売買代金は1兆4746億円。いずれも終日取引となった大納会としては過去最高。また、出来高は半日取引でも大商いとなった05年(出来高は15億6174万株、売買代金は1兆729億円)も上回った。騰落銘柄数は値上がり821銘柄、値下がり732銘柄、変わらず143銘柄。

 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、第2次安倍内閣のデフレ脱却・円高是正策への期待が高まり、一時2010年8月3日以来、約2年5カ月ぶりのドル高・円安水準となる1ドル86円台後半に上昇したが、その後は、閑散取引となった。午後5時現在は、86円30~31銭と前日比66銭のドル高・円安だった。始まりは安倍内閣で金融緩和が強化されるとの思惑からドル高が進み、86円60銭台に急伸、11月の消費者物価が前年比0.1%下落したことも日銀への緩和圧力が強まるとの観測から、ドル買い・円売り材料になった。中盤は、輸出企業の期末のドル売りに86円40銭台まで値を下げ、そのまま動意薄となったようだ。
 
 
トヨタは今日もしっかりでついに4千円台を回復した。実に3年ぶりの4千円台と言うからちょっと驚きだ。三菱重工も大きく値を伸ばしてしっかり模様のようだし、コマツもなかなか元気が良いようだ。
 
 
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