安倍政権は27日、民主党政権が2010年に策定した新たな防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画(中期防、11~15年度)を見直す方針を決めた。尖閣諸島周辺で公船や航空機による挑発を続ける中国をにらみ、防衛関係予算や自衛官定員の拡充を検討する。
 
安倍晋三首相は小野寺五典防衛相に大綱と中期防の見直しを指示。防衛相は27日、幹部への訓示で「現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、防衛力を質・量ともに見直さなければならない」と表明した。自民党は先の衆院選公約で「防衛大綱、中期防を見直し、人員、装備、予算を拡充する」と掲げていた。
 
 
動的防衛力も何が何だか姿も見えないうちに終わってしまった。元々「基盤的防衛力」と言う言葉の逆を取って、「動的」と言う言葉をつけただけだからこれと言った具体的なものがあったわけではないだろう。少ない兵力を機動的に運用して防衛費を抑えようというのが目的だったのだろう。しかし、防衛力の増強と言ってもなかなか難しいだろう。取り敢えず海空戦力の増強とヘリなどの兵力油層航空兵力の増強だろうか。そうするとこの辺でオスプレイ導入と言う選択肢が出て来るのだろう。そう言えば石破氏は政権を奪還したらF35導入についても見直すと言っていたが、本当にやるだろうか。これはちょっと無理なように思えるが、・・・。いずれにしても効果的な防衛力の整備を望みたい。
 
 
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