米海兵隊が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備した新型輸送機MV22オスプレイを巡り、防衛省は2013年度、自衛隊への導入を検討する方針を固めた。南西諸島など離島の防衛強化をにらんだもので、安倍新政権の下で導入に向けた検討が加速する可能性がある。
防衛省はすでに、オスプレイの具体的な活用方法などに関する調査研究費500万円を13年度予算案に計上する方向で調整中だ。在日米軍のオスプレイは普天間飛行場に12機が配備されている。今月13日には中国機が尖閣諸島周辺の日本領空を侵犯し、自民党内からも「対中国の抑止力という観点からも、導入すべきでは」との声が出ている。
以前からオスプレイ導入の話はあったが、尖閣問題と自民党政権に戻ったことで防衛省と自衛隊が勢い付いたのだろうか。1機が70億円と言うかなり高価な機体と言うことなのでCH47を置き換えるというわけには行かないだろう。軽装備の1個中隊か2個中隊程度を急速に戦場に投入するために必要な機数である20機程度だろうか。さまざま取りそろえて2000億程度だろうか。AH-X、UH-X、OH-Xと更新すべきヘリが目白押しの陸上自衛隊ではなかなか厳しい数字だろうが、どんなものだろう。自民党政権になって予算も少しばかり増えそうだし揃えておけばいざという時に役に立ちそうな機体ではあるが。
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