20日の日経平均株価は、ドル円がやや下げたことから利益確定に押されたが、底もなかなか堅いようで、前日比121円07銭安の1万39円33銭と4営業日ぶりに大幅反落だった。日銀金融政策決定会合では、基金増額などが決定。ドル・円が乱高下し、日経平均も連動したが、市場の反応は一時的で、売り買い一巡後に落ち着いた。東証1部の出来高は37億4349万株。売買代金は2兆856億円。騰落銘柄数は値上がり752銘柄、値下がり801銘柄、変わらず144銘柄。
 
 
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の決定会合後に材料出尽くし感からドル売りが強まり、1ドル83円台後半に下落した。午後5時現在、83円92~92銭と前日比45銭のドル安・円高だった。始まりは豪州市場で、市場参加者が少ない中でのドルのストップロスの売りに、一時84円台を割り込んだが、その後は買い戻され、84円台前半で日銀政策発表待ちとなった。午後に日銀が、10兆円の資産買い入れ基金の増額や、次回会合での中長期的な物価の安定についての検討などを発表すると、直後にドルが買われたが、次第に売りが優勢となり、83円台後半まで水準を切り下げた。今後は欧米投資家がポジション縮小に動きやすいクリスマス休暇を控え、米国で『財政の崖』問題の協議が続いており、これにネガティブな材料が流れた場合、さらにドル安が進むこともあり得るだろうという。
 
 
 
今日はトヨタだけがそこそこ値を上げているが、三菱重工、コマツは利食いにやや押されたようだ。
 
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