三菱重工業の子会社、三菱航空機(名古屋市)は13日、開発中の国産旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、地域航空会社最大手の米スカイウェスト(ユタ州)から最大200機を受注する契約を結んだと発表した。
2017年から納入を始める予定で、スカイウェストからの受注総額は84億ドル(約7000億円)となる。MRJの受注数は累計で325機となり、採算ラインとされる350~400機に近づいた。 MRJは従来の同型機より燃費が2割以上良いとされる。三菱航空機は、航空会社の機体更新時に需要が高まるとして、今後20年間で1500機の受注を目指している。
今後、三菱航空機(名古屋市)は2020年後半をメドに、MRJの生産体制をフル生産となる月産10機に引き上げる。地域航空会社の米スカイウェストから発注見込み(オプション)として100機の追加受注を獲得し、累計受注が330機に到達。来年秋の初飛行後にはさらなる受注増が期待できるため、素早く納入できる体制を早期に整えるという。
良いものは売れる、これに尽きるだろう。高度な技術で良いものを作って売る。日本が今後生き残る道はこれしかないだろう。財政政策とともに技術に投資し、良いもの、他国では作れないものを作る、日本が生き残るには先端技術にかける以外にはないだろう。未だ実機も出来ておらず、旅客機生産の経験もない三菱重工の製品がこれだけ売れるのも他国に先んじた技術の賜物だろう。先端技術は国を救う救世主と言えるだろう。
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