中国政府・外交部の洪磊報道官は14日、同国の国家海洋局の航空機が13日に沖縄県の尖閣諸島付近の日本領空を侵犯した際、日本の航空自衛隊が戦闘機を緊急発信させたことについて「領空侵犯だ」と抗議するコメントを発表した。中国メディア・新民網が伝えた。

同報道官は14日、航空自衛隊による緊急発進について記者から質問を受けた際「外交部は既に日本側が軍用機を出動させて釣魚島(尖閣諸島の中国名称)の中国領空を侵犯したことについて厳粛な抗議を行った」と語った。また、「日本は中国側の厳正なる立場を重視し、中国の領土主権を侵犯し損害する一切の行為を停止するよう促した」とコメントした。

13日の中国航空機による尖閣諸島上空飛行については、多くの中国国内メディアが「28分間飛行し、高度60メートルまで接近した」と伝えた。
 
 
確かに中国からすれば、「そっちこそ領空侵犯だろう」と言うのは当然だろう。しかし、こういうゴリ押しの国だから何とも困ったものだ。最も向こうにしてみれば日本がゴリ押しの侵略国家だろうが。明日の選挙では自民党が優勢のようで次期政権は自民党政権になるだろう。
 
 
しかし、どこがやってもどうしても腰が引ける日本だが、この尖閣領有問題はどう対応するのだろうか。自衛隊はいくばくかの増強がされるだろうが、中国と面と向かって喧嘩できるほどではないだろう。仮にケンカして勝ったとしても双方に利益はない。双方とも冷静になれば良いのだが、なかなかそうもいかないようだ。
 
 
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