6日の日経平均株価は、ドルの伸びに引っ張られた株価が様子見を押し切って、前日比76円32銭高の9545円16銭と続伸し、終値としては4月27日以来約7カ月ぶりに9500円台を回復した。東証1部の出来高は20億1137万株。売買代金は1兆1428億円。騰落銘柄数は値上がり1268銘柄、値下がり287銘柄、変わらず136銘柄。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、衆院選世論調査で自民党が単独で過半数を確保する勢いと報じられたことからドルが上昇した。同党の安倍総裁の大胆な金融緩和で、日銀への緩和圧力が高まるとの観測が広がった。午後5時現在は1ドル82円42~43銭と前日比19銭のドル高・円安だった。始まりは、緩和期待でドル高が進み、82円40銭台で始まった。中盤は弱含む場面もあったが、午後に入って一時82円60銭前後まで値を上げた。その後は82円台半ばでもみ合ったようだ。自民勝利の世論調査結果は円売りポジションに安心感を与える格好になったというが、一方、米国の「財政の崖」問題への懸念もあり、積極的にドルを買いづらい雰囲気もあるともいう。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにそれなりにしっかりと値を上げている。やはりドル高の恩恵はトヨタが最も受けているようだが。
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