政府は7日、安全保障会議を開き、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下した場合に迎撃する方針を決定する。この後、森本敏防衛相が自衛隊法に基づき、破壊措置命令を出す。北朝鮮は10~22日の発射を予告しており、防衛省は近く迎撃準備を完了させる方針。
 
破壊措置命令は、今年4月の北朝鮮のミサイル発射時も発令された。北朝鮮が公表したブースターの落下予想地点などから、防衛省は失敗に終わった前回の予定コースと同様、沖縄県の先島諸島上空を通過するとみて、万全の態勢を取る必要があると判断している。
 
一方、防衛相は5日夕、首相官邸に藤村修官房長官を訪ね、ミサイル迎撃の準備状況を報告した。自衛隊は石垣、宮古両島や沖縄本島に、迎撃のための地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開。同日午後にはPAC3を載せた海上自衛隊の輸送艦が石垣島に到着した。
 
 
何時ものことで回数が重なると不感症になるがこれはもう戦争状態である。日本は間違いなくその当事国である。確かに平和はかけがえのない尊いものではあるが、すべての国がそれを理解してこそのことである。憲法改正も自衛隊の国防軍への改称も良いだろうが、それよりも有事に自衛隊が活動し易いように国内法を整備することが先決ではないだろうか。
 
 
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