29日の日経平均株価は、見送りムードが蔓延する中、先物に大きな買いが入って、前日比92円53銭高の9400円88銭と反発した。ドルが円に対して持ち直したことも支えになり、高値圏を維持したようだ。東証1部の出来高は18億1413万株。売買代金は9991億円と、野田総理が解散日時を明言した14日以来10営業日ぶりに1兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり1140銘柄、値下がり417銘柄、変わらず132銘柄。
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、始まりこそドルが値を上げたが、その後は材料に乏しく、1ドル82円台前半で小動きが続いた。午後5時現在は82円18~19銭と前日比32銭のドル高・円安だった。米国の「財政の崖」問題に関する米国下院議長の発言や安倍総裁の無制限の金融緩和策などでドル買いが材料視されたが、その後は方向感が乏しく、ほぼ終日82円から82円20銭の狭いレンジでもみ合ったようだ。この先も日米の要人の発言で相場が振れるため、相場はなかなか複雑な動きをしそうだという。
三菱重工業と日立製作所は29日、火力発電事業を統合することで合意したと発表。2014年1月1日をめどに共同出資で新会社を設立、両社の事業を一本化するという。それが材料視されたのか三菱重工は大幅高で引けている。トヨタはドルが上げたのでしっかりとした値動きのようだ。コマツもそれなりにしっかりで引けてい手今日はなかなか良いようだ。
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