21日の日経平均株価は、円が下げて値を伸ばし、前日比79円88銭高の9222円52銭と反発した。終値としては9月19日以来2カ月ぶりに9200円台を回復した。ギリシャ融資の結論が来週26日に持ち越されて、ユーロ・円が下落したものの、下値は限定的だった。東証1部の出来高は18億7358万株。売買代金は1兆1101億円。騰落銘柄数は値上がり1026銘柄、値下がり491銘柄、変わらず171銘柄。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、貿易赤字の拡大を受けてドルが買われた後、さらに値を伸ばして4月6日以来の1ドル82円台乗せした。午後5時現在は、82円06~08銭と前日比91銭のドル高・円安だった。始まりは10月貿易赤字が拡大したことでドル買い・円売りが加速、中盤にかけて82円近くまで値を上げたが、やや値が重くなった。しかし、終盤には安倍自民党総裁の金融緩和に対する思惑を材料視したようで、改めて買いが強まり、82円台乗せとなったこれ以上の円安が進むかどうかは諸説あるようだが、82円の半ば辺りが上限との見方が大方のようだ。
トヨタはやはり円安が追い風になるようで株価を順調に上げている。三菱重工もなかなかいい値をつけているし、コマツもやや小幅ながら値を上げて良い雰囲気のようだ。
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