16日後場の日経平均株価は、先物への買いに引っ張られて週末の利益確定も押し返して、前日比194円44銭高の9024円16銭と3日続伸だった。終値で9000円台回復は11月5日以来で民主党政権が終焉を迎えるとこれほど株価が上がるのだろうか。水準としては2日以来2週間ぶりの高値を付けた。東証1部の出来高は25億8266万株。売買代金は1兆5050億円。いずれもSQ(特別清算指数)算出日を除くと3月13日以来の高水準。騰落銘柄数は値上がり1220銘柄、値下がり345銘柄、変わらず116銘柄。
 
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、安倍自民党総裁発言を受けた円売りは一服し、午後に入るとドルは伸び悩みとなった。午後5時現在は1ドル81円11~12銭と前日比27銭のドル高・円安だった。始まりは、安倍総裁の追加金融緩和に関する発言でドル高が進み、81円10銭台で始まった。中盤前後は81円20銭台まで値を上げたが、午後から終盤にかけては伸び悩む展開となった。安倍総裁の発言が引き続き注目されるとの見方もあるが、この2日間で急激に円安が織り込まれたとして、ドルの上値は重いとの見方も根強いようだ。
 
今日もトヨタは大盤振舞の上昇、大きく値を上げている。三菱重工もしっかりと値を伸ばしたが、コマツだけは小幅な上昇となっている。
 
 
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