12日の日経平均株価は、薄商いと見送りに沈んで、前週末比81円16銭安の8676円44銭と6日続落し、安値引け。終値としては10月15日以来約1カ月ぶりに8700円を割り込んだ。東証1部の出来高は12億5625万株。売買代金は7490億円。出来高は8月27日以来の、売買代金は9月11日以来の低水準。騰落銘柄数は値上がり284銘柄、値下がり1247銘柄、変わらず149銘柄。
週明け12日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の休場で方向感に欠け、1ドル79円台半ば水準で値幅15銭程度の小動きとなった。午後5時現在は、79円45~46銭と前週末比02銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは79円40銭台で取引が始まり、7~9月期実質GDP(国内総生産)速報値が3期ぶりのマイナスとなったが、市場の事前予想の範囲内だったことから影響は限られたようだ。しかし、円安材料であることは確かで年末にかけて円は売られやすくなるとの声も聞かれたようだ。中盤は、輸入企業の買いに一時、79円50銭台に乗せたものの、間もなく売り戻された。終いは手掛かり材料もなく、79円台半ばでこう着、値動きに乏しい展開が続いたようだ。
政治がこの体たらくではなす術もないのかも知れないが、今日のトヨタと三菱重工は大きく値を下げて引けている。コマツだけが小幅ながら値を上げているようだ。
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