6日の日経平均株価は、米大統領選挙を控えて見送りムードが強いところ、ドルが一時80円を割り込んだため、前日比32円29銭安の8975円15銭と続落した。終値としては1日以来3営業日ぶりに9000円を割り込んだ。東証1部の出来高は15億3206万株。売買代金は9103億円。騰落銘柄数は値上がり428銘柄、値下がり1101銘柄、変わらず142銘柄。
 
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、米大統領選を控えて様子見の中、ドルが豪ドルに対して値を下げたため、一時1ドル80円を割り込んだ。午後5時現在は80円07~07銭と前日比25銭のドル安・円高だった。始まりは、米大統領選への警戒感からドルが小幅安となったようで中盤までポジション調整の売りで弱含んだ。G20財務相・中央銀行総裁会議が為替レートの無秩序な変動は経済・金融の安定に悪影響を与えることを再確認するとの声明を発表したが、市場は反応薄だったようだ。

 
午後に入り豪中銀が政策金利の据え置きを発表すると、豪ドル買い・米ドル売りが強まり、つれてドル円も下落、一時80円を下回った。終盤は、80円近辺でもみ合っている。米大統領選を前にポジションを解消する動きが続いている。現職のオバマ大統領が再選した場合は、当初の反応はドル安。ロムニー氏が勝てば、サプライズでドル高だという。今日はトヨタだけが値を上げ、三菱重工、コマツは下げで引けている。
 
 
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