5日の日経平均株価は、米大統領選挙などのイベントを控えており売り買いともに低調で、前週末比43円78銭安の9007円44銭と4営業日ぶりに反落だった。最後は先物への売りに押されて下げ幅を拡大したが、9000円のフシ目で踏ん張った。東証1部の出来高は14億6030万株。売買代金は8807億円。売買代金9000億円割れは10月2日以来。騰落銘柄数は値上がり471銘柄、値下がり1049銘柄、変わらず160銘柄。
 
週明け5日の東京外国為替市場のドル円相場は、6日投開票の米大統領選を控えて調整基調となりドルが伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル80円32~34銭と前週末比で横ばいだった。始まりは米雇用統計改善を受けてドルが上昇し、80円台半ばで堅調に始まった。中盤は輸入企業の買いがやや優勢だったものの、午後にはポジション調整の売りに値を下げ、80円30銭近辺での推移となったようだ。基本的に米大統領選を前にしたポジション調整の範囲で大方は様子見のようだ。
 
 
トヨタは、13年度3月期の連結業績予想について、本業のもうけを示す営業利益を従来予想から500億円増の1兆500億円に上方修正した。欧州や中国市場の販売低迷で売上高は予想より減るが、コスト削減の積み増しで利益率を高める。しかし、中国での販売回復の見通しが立たないことなどから、8月に公表したグループの12年の世界生産計画1005万台は達成できず、989万台になるとの見通しも示した。株価は利益増が好感したのか、大きく上げている。三菱重工はどうも冴えない。コマツも値を下げて引けている。
 
 
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