2日の日経平均株価は、米国雇用統計の発表や大統領選挙などのイベント待ちで高値でこう着し、前日比104円35銭高の9051円22銭と3日続伸だった。終値としては10月25日以来約1週間ぶりに9000円台を回復した。週末の手じまい売りに押されて上げ幅を縮小する場面もあったが、売りの圧力も強くなく、下値は限定的だった。東証1部の出来高は18億8287万株。売買代金は1兆1453億円。騰落銘柄数は値上がり1185銘柄、値下がり363銘柄、変わらず134銘柄。
週末2日の東京外国為替市場のドル円相場は、リスク回避が後退して1ドル80円台前半で落ち着いた後に、今夜の10月米雇用統計を控えて動きがなくなったようだ。午後5時現在は、1ドル80円32~35銭と前日比35銭のドル高・円安だった。始まりは、ADP全米雇用報告と米週間新規失業保険申請件数が市場予想よりも改善し、ドル高が進み、80円20銭台、リスク選好ムードが強まるが、中盤にかけては輸出入企業の売買が交錯してもみ合いとなった。午後は、米雇用統計発表を前に徐々に様子見姿勢が強まり、値動きに乏しい展開となったようだ。終盤はやや強含み、80円30銭前後で推移した。
今日のトヨタは円安ムードで大きく値を伸ばしている。やはりドル高は効くようだ。三菱重工も今日はしっかりと値を上げている。コマツも堅調のようだ。
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