1日の日経平均株価はドル高基調に自動車株などが反応して、前日比18円58銭高の8946円87銭と小幅続伸。終値としては25日以来1週間ぶりに5日移動平均線を上回った。輸出企業でもハイテク株などは戻りが鈍く、上げ幅を縮小したが、中国株の上昇などに支えられて日経平均はプラス圏を維持した。東証1部の出来高は18億5392万株。売買代金は1兆566億円。騰落銘柄数は値上がり939銘柄、値下がり573銘柄、変わらず169銘柄。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、中国株の値上がりなどでドル買いが強まり、一時1ドル80円台に上昇した。午後5時現在は、79円97~98銭と前日比29銭のドル高・円安だった。始まりはドル高が進み、79円80銭台で取引を開始、中盤は売買が交錯したものの、輸入企業のドル買いがやや優勢となりドルが強含んだ。中国の景気指数が改善してクロス円が上昇、ドル円も連れ高となり、正午前に80円台に乗せた。午後に入ってからも、ドル円は底堅く推移、終盤は米国の経済統計発表を前に小動きの中、やや売りに押され80円割れとなったようだ。
中国頼みのコマツは中国景気指数の上昇で大きく値を上げている。トヨタもドル高に押されてしっかりだが、三菱重工だけは収益源が嫌われたのか今日も値を下げて引けている。
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