30日の日経平均株価は、様子見から日銀の金融政策発表後に盛り返したが、ドル安で凹み、前日比87円36銭安の8841円98銭と3日続落し、安値引けだった。結局最後は利益確定売りに押されて底値を試す展開となったようだ。東証1部の出来高は20億3820万株。売買代金は1兆2577億円。騰落銘柄数は値上がり370銘柄、値下がり1222銘柄、変わらず84銘柄。
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の金融政策発表をめぐって乱高下し、午後に一時1ドル79円台前半へ急落した。その後は下げ一服となり、午後5時現在は79円46~47銭と前日比18銭のドル安・円高だった。
始まりは決済集中日を迎えた実需の買いや日銀の追加緩和期待を背景に堅調に推移し、79円90銭台に上昇したが、日銀の金融政策決定会合に対して、10兆円程度は織り込み済みで、同額だと発表直後にドルが売られるとのことで、80円手前で上値を抑えられた。中盤は日銀の発表がも遅れたことから、緩和策をめぐって何らかの上積みが示されるとの期待感が強まったようで、ドルはじり高、しかし、日銀が11兆円の基金拡大を発表すると、ドル1円近い上げ下げの乱高下で最終的には79円台半ば近辺で落ち着いたようだ。
今日のトヨタは小幅な下げに踏み止まったが、三菱重工とコマツはやや値を下げたようだ。どちらかと言えばドルに敏感なトヨタが下げそうなものだが、・・・。
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