29日の日経平均株価は、業績予想を下方修正したホンダなど自動車工業の下落に足を引っ張られて、前週末比3円72銭安の8929円34銭と小幅続落だった。しかし、日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードが強く、売りの勢いも弱かったようだ。ハリケーンの影響で取引中止となった米国市場の影響は限定的だった。東証1部の出来高は14億1609万株。売買代金は9178億円。騰落銘柄数は値上がり803銘柄、値下がり693銘柄、変わらず180銘柄。
週明け29日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合を待つムードが強まり、狭いレンジで動いたようだ。午後5時現在は1ドル79円64~68銭と前週末比31銭のドル安・円高だった。始まりは米長期金利の低下を受けてドル売りが進んだが、その後はやや買いが強まって79円70銭台に乗せる場面もあったようだが、総じて様子見姿勢が強かったようだ。午後も79円台後半でのもみ合いが続き、値動きに乏しいようだ。
自動車株安の煽りを受けてトヨタは大きく値を下げたが、三菱重工とコマツは小幅な下落に止まったようだ。自動車業界の安値は中国での需要減退が響いているのだろうか。
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