23日の日経平均株価は、利益確定売りが優勢となり値を下げたが、ドルが80円台をうかがう勢いなのを好感して、前日比3円54銭高の9014円25銭と7日続伸だった。7日続伸は11年の6月28日-7月6日以来。一方、TOPIXは続落した。しかし、全体的には下落する銘柄が多く、TOPIXはマイナス圏での推移が続いた。東証1部の出来高は15億7722万株。売買代金は9270億円。騰落銘柄数は値上がり474銘柄、値下がり1031銘柄、変わらず168銘柄。
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加金融緩和への期待などを材料に上伸して始まったが、その後は伸び悩み、終いは売りが優勢となったようだ。午後5時現在は、1ドル79円78~79銭と前日比10銭のドル高・円安だった。始まりは、ドル高が進み、一時、約3カ月半ぶりに80円台を付けた。S&Pが日本の財政健全化の遅れを理由に国債格下げに踏み切る可能性があると指摘したこともドル買い・円売りを後押しした。しかし、中盤は輸出企業の売りに上値を抑えられ、また海外勢を中心に利益確定の売りも出て79円90銭前後でもみ合ったようだ。午後は買いが優勢となって80円に迫る場面もあったが、終盤はまたドルが売られたようだ。80円台を確定するにはさらに新たな材料が必要というのが大方のようだ。
今日は三菱重工が値を保ったが、トヨタとコマツは小幅ながら値を落としているのはこのところ株価が大きく上げたための利益確定売りに押されたせいかもしれない。
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