18日の日経平均株価は、新規の材料はないもののドル高が後押しをして、前日比176円31銭高の8982円86銭と4日続伸した。終値としては9月25日以来3週間半ぶりの高値を付けた。先物が9000円台に乗せると、日経平均も勢いづいたようで上げ幅を拡大した。東証1部の出来高は20億8827万株と、SQ(特別清算指数)算出日を除くと8月8日以来の水準まで膨らんだ。売買代金は1兆2230億円。騰落銘柄数は値上がり1327銘柄、値下がり240銘柄、変わらず114銘柄。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加緩和期待や中国経済指標の好転などを材料にドルが高値圏で推移したが、終盤にはやや息切れしたようだ。午後5時現在は1ドル79円09~10銭と前日比31銭のドル高・円安だった。始まりは米住宅着工件数の改善や日銀の追加緩和期待からドル買いが進んだようだが、中盤は、輸出企業のドル売り圧力に下押す場面も見られた。それでも中国の鉱工業生産や小売売上高が市場予想を上回るなど主要経済指標の改善を受けて79円20銭台に乗せたが、午後に入りドル買いが一巡すると伸び悩み、終盤にかけてはEU首脳会議を前に利益確定の売りで値を下げ、79円を挟んでもみ合っているようだ。
今日はドル高に後押しされたのかトヨタが大幅に値を上げている。三菱重工はそれなりにしっかり、コマツもなかなかいい値をつけている。
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