16日の日経平均株価は、ドルが値を上げて輸出企業を中心に値を上げて、前日比123円38銭高の8701円31銭と大幅続伸。終値ベースとしては10月9日以来1週間ぶりに8700円台を回復した。特に新たな材料は見当たらないが、円高修正傾向でじわじわと値を上げたようだ。東証1部の出来高は15億5507万株。売買代金は1兆465億円。騰落銘柄数は値上がり1164銘柄、値下がり364銘柄、変わらず145銘柄。
 
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高を受けて市場のリスク回避が強まり、実需の買いも重なり、1カ月ぶりの高値水準まで値を上げ、その後もドルが手堅く値を上げたようだ。午後5時現在は、1ドル78円91~92銭と前日比34銭のドル高・円安だった。始まりからドルが値を上げて78円80銭前後、中盤は売りが優勢となる場面も見られたが、ソフトバンクの会社買収に絡むドル資金需要への思惑が下支えをしたようだ。午後は、日経平均株価などアジア株が上昇したことから市場がリスク志向へと向かい実需の買いに78円90銭前後で取引され、79円台に乗せていた9月19日以来の高値となったようだ。
 
三菱重工は最新鋭戦闘機「F35」の整備にラインを活用との報道でしっかりとした株価になっている。MRJの実物大客室モックアップも公開されたようだ。受注目標も1,000機から1,500機へと引き上げると言う。トヨタもしっかりで3,000円台を回復、コマツもそれなりに良い値をつけている。
 
 
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