15日の日経平均株価は、円の下落でやや勢いづいて先物へのまとまった買いなども入り、前週末比43円81銭高の8577円93銭と5営業日ぶりに反発した。しかし、中国株が思わしくなかったことから買いに気合が入らず、円が下げ渋ると上値は重くなったようだ。東証1部の出来高は16億2371万株。売買代金は1兆494億円。騰落銘柄数は値上がり994銘柄、値下がり516銘柄、変わらず161銘柄。
週明け15日の東京外国為替市場のドル円相場は、狭い値幅で推移した後、S&Pの日本の信用格付けに関する悲観的なリポートを受けてドルが強含んだようだ。午後5時現在は、1ドル78円57~58銭と前週末比09銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは動きが小さかったようだが、中盤にかけては、輸出企業の売りを押し返してドルが買い戻された。午後は、S&Pが日本の信用力は徐々に低下し続けるとのリポートを公表したことが材料視され、ややドル高・円安が進む展開となったようだ。
ドルが強くなるとやはり株価は上がるようで、トヨタは大幅高、三菱重工、コマツもこれに続いたようだ。株価が上がることは良いことだが、信用格付けが下げ続けると言うのは困ったものだ、これは企業活動の問題ではなく政治の問題だろうから政治にはもっと気合を入れて頑張ってほしいところだが、・・・。
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