9日の日経平均株価は、先物への大口の売りが入って、前週末比93円71銭安の8769円59銭と3営業日ぶりに反落だった。特に新しい悪材料があるわけではないようだが、上値の重さが嫌気されたという。上海総合指数などアジア株高は材料にならなかった。東証1部の出来高は16億2478万株。売買代金は1兆456億円。騰落銘柄数は値上がり393銘柄、値下がり1160銘柄、変わらず118銘柄。
連休明け9日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場でのドルの下落基調を受けてドルが下げる場面が多かったようだ。午後には材料難から小動きとなったようだ。午後5時現在は1ドル78円29~30銭と前週末比10銭のドル安・円高だった。朝方は米雇用統計の改善を受けたドル高の流れが反転、78円30銭前後で始まった。8月の経常黒字が東日本大震災以来初めて増加したが、市場は反応せず、中盤は輸出入企業の取引が交錯し、もみ合ったようだ。日韓通貨協定の拡充措置打ち切りも冷静に受け止める向きが目立ったようだ。午後は手掛かり材料に乏しく78円台前半で目立った動きはなかった。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに値を下げて討死だったようだ。それでも三菱重工が最も値を保ったのはドル相場依存度が小さいせいだろうか。
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