26日の日経平均株価は、アジア株の下落やユーロ安が足を引っ張り、前日比184円84銭安の8906円70銭と大幅反落し、終値としては9月11日以来の安値を付けた。自民党総裁が消費税先送りを唱える安部氏に決まると円が弱含んで株価の下げ足が鈍る場面もあったようだが、引けかけては日経平均は8900円を割り込む場面もあった。東証1部の出来高は14億6328万株。売買代金は1兆88億円。騰落銘柄数は値上がり434銘柄、値下がり1103銘柄、変わらず119銘柄。なお、配当落ちの影響は74円前後。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、実需の取引が交錯して小動きとなった後、リスク回避姿勢が高まり、ドルは上値の重い展開となった。午後5時現在のドル円は、1ドル77円68~71銭と前日比08銭の小幅ドル安・円高だった。朝方は、手掛かり材料難で小動き相場模様で、77円70銭台で始まった。中盤は輸出入企業の売買が拮抗し、狭いレンジでもみ合ったものの、その後は方向感に欠ける展開だったようだた。午後は、自民党新総裁に安倍元首相が選出されたが、これも反応は薄く、新総裁で世論がどのように変化するかに注目しているという程度だった。
円高には敏感なトヨタは大幅な下落で引けている。三菱重工もよろしくない。アジア株の下落でコマツもいけないようだ。どうもすっきりしない株式市場のようだ。
日本ブログ村へ(↓)