野田佳彦首相は11日、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同で訓示し、北朝鮮や中国、ロシアの3カ国を名指しした上で「わが国を取り巻く安全保障環境はかつてなく不透明さを増している。自衛隊の負うべき責任と期待がかつてなく大きくなっている。国防に想定外という言葉は許されない」と述べ、有事への万全の備えを指示した。

首相は「みなさんは組織や部隊を動かし、究極的には部下の命さえも預かる立場にある。毅然(きぜん)とした態度でやるべきことを率先垂範し、感謝と信頼の心で部下と結びあうことを心にとどめていただきたい」と語り、リーダーとしての心構えを説いた。

防衛省が発注した次期多用途ヘリコプター開発をめぐる不正疑惑にも触れ「一部の者の行為が自衛隊全体の信頼を傷つけかねないことを肝に銘じ、一層の規律保持に取り組んでほしい」と述べた。
 
 
想定外を生じさせないよう対策を立てるのが危機管理だが、その想定外を連発して国益を損なってきたのはどこの政党だったのか。日本人は何とかなるだろうと言う甘い考えが支配的だが、危機に際して慌てないよう最悪を想定して対策を立てるべきだろう。結果として国益を損なうことのほかは何もできなかった民主党だが次の政権にはその辺りをしっかりと考えて国家の運営をすべきだろう。後世に誇りある日本国を伝えていくために。
 
 
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