野田首相は8日、沖縄県に配備される米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが米ノースカロライナ州で緊急着陸するトラブルを起こしたことに関し、「安全性の確認が出来ない限り、日本での飛行運用はしない方針は変わりない」と述べた。
オスプレイの国内飛行は、日米両政府が安全確保策で合意することなどが前提との考えを示したものだ。訪問先のロシア・ウラジオストクで記者団に語った。
一方、防衛省幹部は8日、米ノースカロライナ州でのオスプレイの緊急着陸について、「米側から万が一の事故が起きないように行った措置と聞いている。日本配備に向けた作業に影響はない」と話した。
米軍のヘリは異常を認知すると安全な場所に着陸して異常を確認するようマニュアル化されているようだ。在日米軍のヘリも河川敷や学校の校庭などに着陸する。奴らは、「警告ランプが点灯したので着陸した。安全のための予防着陸だ」とけろっとしている。日本人はそれで目くじら立てるが案外合理的なのかもしれない。国民性の違いだろうか。今回のオスプレイの着陸もその類だろう。日本人は最初から完璧を目指そうとするが、機械に100%はない。最初から故障の際の手順を決めておく方が合理的だろう。
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