3日の日経平均株価は、アジア株の上昇で持ち直した株価が先物への大口の売りで凹んで、前週末比56円02銭安の8783円89銭と3日続落だった。終値としては8月6日以来ほぼ1カ月ぶりに8800円を割り込んだ。目先筋の投資家しかいないため、先行きが見通せない状況のようだ。東証1部の出来高は15億9759万株。売買代金は8401億円。騰落銘柄数は値上がり521銘柄、値下がり985銘柄、変わらず164銘柄。
 
週明け3日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の追加緩和期待からドルが下落して始まった後は、この日の北米市場が祝日で休場となるため、午後は材料難から小動きとなっている。午後5時現在は1ドル78円34~35銭と前週末比12銭のドル安・円高だった。週明けの東京市場は、前週末のバーナンキ米FRB議長講演を受けた追加緩和期待からドル売り傾向で、78円30銭台で始まった。仲値にかけては、輸出企業のドル売りで弱含み、78円20銭台に下落、豪州や中国の経済情勢の弱含みが嫌気され豪ドルを中心にクロス円が下落し、ドル円も連れ安となった。午後に入ると、ドル売りは一巡して78円30銭前後でもみ合いとなったようだ。欧州勢が参加する時間帯になっても目立った値動きは見られていない。
 
一時は何とか上値を維持していたトヨタだが、ドル安が進行すると止めを刺されて下落で引けたようだ。三菱重工、コマツもいずれも小幅な下落だが全体に低調なのでやむを得ないだろう。
 
 
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