27日の日経平均株価は、追加金融緩和への期待を支えに恩恵を受ける銘柄が底堅く推移したが、アジア株の下落が重しになり、前週末比14円63銭高の9085円39銭と小反発。一方、TOPIXは同1.86ポイント安の755.37ポイントと続落した。TOPIXはマイナスに転じた。最後は手じまい売りに押されたが、日経平均はプラス圏を維持した。東証1部の出来高は10億9667万株と昨年12月30日(大納会)以来の低さ。売買代金は6582億円と8月13日以来今年2番目の少なさとなった。騰落銘柄数は値上がり560銘柄、値下がり923銘柄、変わらず179銘柄。
 
週明け27日の東京外国為替市場のドル円相場は、アジア株が軟調に推移したことで、1ドル78円台後半で伸び悩んだようだ。午後5時現在は、78円65~67銭と前週末比03銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは前週末の海外市場で付けた高値水準を上回ったことから、一時78円83銭前後まで上昇した。しかし、上値では投機筋の売り圧力も強いようで、その後は伸び悩んだようだ。午後は、ロンドン市場休場で欧州時間の取引が薄くなることから、小動きに推移したが、アジア株の軟調につれてユーロなどのクロス円が下げたことから、終盤には一時78円60銭台を付ける場面もあったようだ。
 
 
今日はトヨタとコマツがやや下げた。トヨタはドルの伸び悩み、コマツは中国株の下落だろう。三菱重工だけが小幅ながら値を上げて引けている。
 
 
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