尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入に向け、今月末に同諸島の上陸調査を国に申請している東京都の石原慎太郎知事は24日の記者会見で、10月にも現地調査を実施し、その際には、自ら参加する方針を明らかにした。

石原知事は「10月の再調査には私も行きます。逮捕されるなら、それで結構ですけど」と上陸に意欲を見せ、「民間人と東京都が商業ベースの取引をするための調査を、政府が何の理由で拒むのか。裁判にかけても聞いてみたい」と政府を強くけん制した。

都は今月22日、同諸島の不動産鑑定や活用方法を調査するための上陸を国に申請。上陸が許可されなかった場合も、2500トン級の海難救助船をチャーターし、不動産鑑定士や海洋生態学者らを含む総勢25人の調査団で洋上調査を行う予定。
 
 
相変わらず元気がよろしい石原都知事だが、実際に上陸したらまた一騒動だろう。国家の尊厳も領土も大事だが、各々もう少し冷静になれないものか。日本だけが冷静と言うか腰が引けても仕方がないのだが、領土問題など一朝一夕には片付かないだろうから、この状態が相当期間続くのだろう。共同管理などと言うことはあり得ないのだろうから最後は軍事力だろうか。どうも人間も進歩しないようだ。しかし岩礁に毛が生えたほどの小島でも取られれば癪に障るからやはりこうした問題はそう簡単には片付かないのだろう。せめて尖閣諸島だけは何とか守り抜きたいが、それも軍事力だろうか。取っても取られても金がかかるようだ。
 
 
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