23日の日経平均株価は、手掛かりになるような材料はなかったものの先物への買いが入って切り返し、前日比46円38銭高の9178円12銭と3営業日ぶりに反発で引けた。前引け後に発表されたHSBCの中国製造業PMIは前月よりも低下したが、市場の反応は限定的だったようだ。東証1部の出来高は13億8940万株。売買代金は8394億円。騰落銘柄数は値上がり775銘柄、値下がり700銘柄、変わらず193銘柄。
 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、米追加金融期待が広がりドルが大きく値を下げて始まったが、その後は実需筋の買い支えもあり、下げ一服となったようだ。午後5時現在のドル円は、1ドル78円59~60銭と前日比70銭のドル安・円高だった。米国が追加緩和に前向きな内容だったことから、海外市場でドルが売られた流れを引き継いだ。しかし、78円50銭台で始まった後は戻り歩調となり、仲値にかけては投機筋のドル売りに対し、輸入企業の買い意欲も目立ったようで下支えされた。午前に発表された8月の中国製造業PMI速報値が前月を下回ると、ユーロなどクロス円通貨の売りが一時的に強まったものの、ドル円への影響は限定的だったようだ。午後は、FOMC議事要旨を受けた売りは一巡し、78円台半ばでもみ合ったようだ。
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに小幅ながら下げで引けている。トヨタはドルが、コマツは中国が影響したのだろうか。三菱重工はもみ合い負けだろうか。
 
 
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