21日の日経平均株価は、内需関連株が底堅かったものの薄商いに買いが進まず、手じまい売りに凹んで、前日比14円24銭安の9156円92銭と4日ぶりに小反落した。一方、TOPIXは同0.60ポイント高の765.26と小反発だった。売買代金は6981億円と今年2番目の低水準(今年最低は8月13日の6144億円)。東証1部の出来高は12億3120万株。騰落銘柄数は値上がり922銘柄、値下がり586銘柄、変わらず160銘柄。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外でドルが売られたことから軟調に始まった。その後は材料難から終日値動きに乏しい展開となった。ユーロは終盤にショートカバーから急伸したようだ。午後5時現在は1ドル79円38銭~40銭と前日比11銭のドル安・円高だった。東京市場の始まりは、米長期金利の上昇が一服して弱含みとなったドルの流れを受けて79円30銭台で始まった。中盤はポジション調整の売り買いが見られた程度、輸出入企業の取引も前日に比べて閑散だったようだ。市場の注目は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が月末にワイオミング州ジャクソンホールで行う講演だというが、それまでは取引を一方に傾けにくいようで80円台は近いようで遠いという。
今日はトヨタが小幅な上昇で引けたが、三菱重工は利食いだろうか、小幅に値を下げ、コマツはやや大きく値を落として引けている。全体に冴えない相場模様だから仕方がないだろうが、もう少し元気が出ないものだろうか。
日本ブログ村へ(↓)