13日の日経平均株価は、お盆休暇の真っただ中で材料もなく参加者も少なく、見送りムードが支配して、前週末比6円29銭安の8885円15銭と小幅続落。一方、TOPIXは同0.16ポイント高の746.95ポイントと小反発した。市場参加者が少なく、個別株物色の様相を強めた。東証1部の出来高は10億9917万株、売買代金は6144億円といずれも昨年12月30日(大納会)以来の低水準となった。騰落銘柄数は値上がり716銘柄、値下がり762銘柄、変わらず186銘柄。
 
週明け13日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料もなく、1ドル78円台前半での小動きに終始したようだ。午後5時現在は、78円23~24銭と前週末比23銭のドル安・円高だった。終日78円20銭台前後での狭いレンジでもみ合ったようだ。ここ3週間ほど、ほぼ78円台で、上へも下へも動き出す材料がないという。夏休みシーズンが本格化する中で、積極的に仕掛ける雰囲気は見当たらなかったようだ。
 
 
夏休みで閑散状態の市場の中でトヨタとコマツが小反落、一方、三菱重工は小幅ながら値を上げて引けている。日本と周辺諸国との間には歴史問題に加えて、豊富な海底資源争奪の問題もあり、竹島、北方領土、尖閣諸島という、日本と周辺諸国が双方に領有権を主張する問題を巡って緊張の度を増している。北朝鮮のミサイル問題も含めて、まさに「日本周辺波高し」である。そんな地政学的リスクのため、防衛産業の雄、三菱重工が買われたのだろうか。
 
 
日本ブログ村へ(↓)