10日の日経平均株価は、週末の手じまい売りに押されて値を下げ、前日比87円16銭安の8891円44銭と5営業日ぶりに反落だった。下げ幅は一時120円超に拡大したが、底は堅く、5日移動平均線で下げ止まったようだ。株価指数オプション8月物のSQ(特別清算指数)推定値は8914円81銭。東証1部の出来高は15億9819万株(うちSQ分は概算で6800万株)。売買代金は9410億円(同635億円)。騰落銘柄数は値上がり585銘柄、値下がり892銘柄、変わらず194銘柄。
週末10日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外相場の上昇を受けて始まった後、終盤はクロス円に追随して下落したようだ。午後5時現在は1ドル78円46~46銭と前日比05銭のドル安・円高だった。朝方の東京市場は、米経済統計の改善を受けてドル買いが進んだ海外の相場を受けて、78円60銭前後で始まった。しかし、その後はお盆休みを控えて実需筋の取引は薄く78円台半ばで小刻みに推移したようだ。終盤は豪中銀総裁が豪ドル高に懸念を示したことから、欧州勢が参加し始める時間帯になると豪ドルを中心にクロス円が値を下げ、ドル円も78円40銭台まで連れ安となったようだ。
三菱航空機は、MRJ用のPW1200G エンジンの最終組立と領収運転試験を、三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所で実施すると発表した。MRJのエンジンは、米国で開発されているが、三菱重工業が最終組立を実施することにより、機体、エンジンともに三菱航空機が本社を構える愛知県で製造し、世界へ出荷することになる。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに日経平均と同様に値を下げて引けている。しかし、三菱のMRJは今後なかなか頼もしいハイテク製品になりそうだ。
日本ブログ村へ(↓)