8日の日経平均株価は、様子見基調に拾い買い、拾い売りが交錯したが、前日比77円85銭高の8881円16銭と3日続伸。上値の重さが嫌気されて上げ幅を縮小。金融株が売られ、TOPIXは下げに転じる場面があった。ただ、下値では拾う動きもみられ、終値としては4月27日以来、約3カ月半ぶりに75日線を上回った。東証1部の出来高は20億8998万株と5月31日(SQ算出日を含めると6月8日)以来、売買代金は1兆2021億円と6月29日以来の水準まで回復した。騰落銘柄数は値上がり1149銘柄、値下がり394銘柄、変わらず119銘柄。

8日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場でリスク回避が一服した流れを受けてドルは小幅高で推移したが、終盤にユーロ安などになびき、伸び悩んだようだ。午後5時現在は1ドル78円35~36銭と前日比01銭の小幅ドル高・円安だった。朝方の東京市場は、ドル買いが優勢で、78円60銭台で始まった。仲値にかけては、輸出企業によるドル売りや利益確定の売りに押されて78円台半ばでもみ合った。午後に入ると、方向感を失い、欧州勢が参加し始める時間帯には、ユーロの下落に追随して小幅ながらドル円も値を下げたようだ。
 
今日のトヨタはこのところ上げ調子だったせいか、利食いでも入ったのか、下落で引けている。三菱重工とコマツは小幅ながら値を上げている。
 
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