7日の日経平均株価は、先物への断続的な大口の買いが入って、前日比77円02銭高の8803円31銭と続伸。終値としては7月11日以来ほぼ1カ月ぶりに8800円台を回復した。しかし、これといった新規の材料は見当たらないようで、閑散に売りなし。上昇に商いを伴っていないため、欧州債務問題に対する懸念などが再燃すれば、崩れるのも早いと言うのが大方のようだ。東証1部の出来高は14億6612万株。売買代金は8240億円。騰落銘柄数は値上がり1017銘柄、値下がり495銘柄、変わらず151銘柄。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料難から相変わらずの様子見で、大きく動くことはなかったようだ。終盤にドルが買われたが、午後5時現在は1ドル78円34~37銭となり、前日と同水準だったようだ。始まりは先週末に買われたドルが反動でやや売り戻されたようで、780銭前後で始まった。その後、輸入企業のドル買いに支えられて下げ渋ったようだ。その後も出たり引っ込んだりで、目立った手掛かり材料もないことから模様眺めとなっているようだ。8,9両日の日銀金融政策決定会合や社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる政局が注目されているものの、決定会合は現状維持が市場の大勢。政局も不確定要素が多いと見て、今週はレンジ相場が続くとみられている。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともになかなかしっかりと値を伸ばしたようだ。
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