6日の日経平均株価は、これと言った材料もなく動きの鈍い相場模様だったが、先物への断続的な買いに押し上げられて前週末比171円18銭高の8726円29銭と大幅反発し、終値としては7月19日以来約2週間半ぶりに8700円台を回復した。しかし、日経平均の上げ幅は一時200円に迫るなど高値圏で推移したが、25日移動平均線に接近すると上値は重くなったようだ。東証1部の出来高は14億4696万株。売買代金は8363億円。出来高15億株割れ、売買代金9000億円割れはいずれも7月30日以来1週間ぶり。騰落銘柄数は値上がり1200銘柄、値下がり329銘柄、変わらず139銘柄。
週明け6日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計が改善してリスク回避姿勢が後退したことで上昇して始まったものの、実需筋の売りや雇用統計の内容を冷静に受け止める向きもあって動きは小さかったようだ。午後5時現在は、1ドル78円34~36銭と前週末比09銭の小幅ドル高・円安だった。前週末の海外市場では、7月米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回り、ドル買いが広がった。週明けの東京市場も海外の流れを引き継いで78円60銭前後で堅調に始まったが、仲値にかけては輸出企業のドル売りで78円30銭台まで下落、米雇用統計で雇用者数が改善する一方、前月分が下方修正され、失業率が悪化していることも嫌気されたようだ。午後に入ると様子見で、78円台前半で値動きに乏しい展開となったようだ。
今日はトヨタはしっかりと値を上げているようだ。3日続伸だが、前週末発表した第1四半期決算が市場予想を上回ったことで、好実態を評価した買いが継続しているようだ。三菱重工もしっかりと値を上げているが、コマツはやや小幅な上昇に止まったようだ。
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