1日の日経平均株価は、中国株の堅調で値を上げる場面もあったが重要イベントを控えて買い控えが広がり、前日比53円21銭安の8641円85銭と5営業日ぶりに反落だった。さらに円高進行を重しにいったん安値圏へ押し返され、8600円を挟んでもみ合いが続いたが、終盤に円が対主要通貨で弱含むと、日経平均は下げ幅を縮小した。東証1部の出来高は15億7881万株。売買代金は1兆88億円。騰落銘柄数は値上がり473銘柄、値下がり1061銘柄、変わらず133銘柄。
 
 
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、中国の経済指標を受けた世界経済の減速懸念からドルが売られ、一時7月23日以来の1ドル77円台後半に下落した。しかし、欧州勢のユーロ買いでドルも買い戻された。午後5時現在は、78円17~19銭と前日比10銭のドル安・円高だった。朝方は、米長期金利低下やドル余剰感を受けてドル売り圧力が強かったが、7月の中国PMIが市場予想を下回ると、ドルがつられて円を割り込んだ。午後に入ると、ユーロのショートカバーになびいてドル円も78円20銭近くまで反発した。市場では、FOMCの金融政策を見極めたいようで、それまでは、ドル円は上にも下にも動きづらいだろうという。
 
 
英国で開催されたファンボロー国際航空ショーで、三菱航空機(名古屋市)が開発中の国産初の小型ジェット旅客機『三菱リージョナルジェット(MRJ)』に対する関心が高いという。そのせいかどうかは知らないが、三菱重工はしっかりと上げている。しかし、トヨタは小幅ながら反落、コマツは大きく値を落としている。
 
 
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