藤村修官房長官の27日の記者会見で、沖縄県石垣市の尖閣諸島をめぐり、中国国営新華社通信の記者が矢継ぎ早に質問を浴びせる一幕があった。
同記者は、野田佳彦首相が尖閣諸島への自衛隊出動に言及したことを取り上げ、「(日中対立の解消に)最大限の外交努力を払うのか」と追及。尖閣は日本固有の領土との政府見解についても「固有の領土とはどのような定義か」「(編入から)100年ぐらいで固有の領土と言えるのか」などとたたみ掛けた。
藤村長官は「尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権問題はそもそも存在しない」とかわしたが、記者の質問ぶりは尖閣の国有化方針に中国政府が神経質になっていることをうかがわせた。
中国はメディアも真剣になって尖閣問題で揺さぶりをかけてきているようだ。簡単に切り札を切ってしまうような外交音痴の民主様で大丈夫だろうか。あれこれ言うよりも、「領土問題など存在しない」と突き放して淡々と対応しながら様々な状況wシミュレーションしておいていざという時には必殺の一撃を加える他に妙手はないだろう。戦わずに済むのならそれに越したことはないが、・・・。
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