日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化方針を受け、同諸島の主権を主張している中国海軍の元少将が「今の中国海軍は日本の海保、海自の実力に及ばない」と分析していることを20日、台湾各紙が報じた。台湾の与党・中国国民党寄りの聯合報や中国時報が、中国紙、環球時報の電子版、環球網(19日)の報道として伝えた。
それによると、中国海軍装備技術部長だった鄭明・元少将は、日本の海上保安庁の巡視船や海上自衛隊の護衛艦、潜水艦の性能、艦載ヘリとの連携、運用能力の高さなどを列挙した。
確かに戦闘システムとしての海軍と言えばまだ日本の方が数段先を行っているだろうが、数にものを言わせて波状攻撃をかけて来ると辛いものがあるかも知れない。向こうも今の時点では尖閣を睨んで日本に大規模な侵攻をかけるだけの海上戦力は保有していないだろうが、近い将来どうなるか分からない。単に尖閣のみを巡る小競り合いなら当面は日本も跳ね返すだけの力はあるだろう。そんなことにならないように冷静な対応を望みたいものだが、・・・。
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