5日の日経平均株価は、アジア株が軟調だったものの欧州情勢を見たいとの様子見気分で、前日比24円37銭安の9079円80銭と3営業日ぶりに反落だった。円相場などもこう着し、先物への小口の売り買いに反応する程度で動意薄の展開が続いた。東証1部の出来高は14億2665万株と6月25日以来、売買代金は8356億円と6月19日以来の低水準。騰落銘柄数は値上がり565銘柄、値下がり965銘柄、変わらず144銘柄。
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、実需の買いで上昇し、一時6月25日以来10日ぶりに1ドル80円台を付けた。その後は売り戻され、軟調に推移している。午後5時現在は79円65~67銭と前日比12銭のドル安・円高だった。前日の海外市場は米国が独立記念日で休場のため、閑散とした取引だった。朝方の東京市場は79円台後半で始まり、輸入企業のドル買いを目当てにした投機筋の取引に支えられて徐々に値を上げ、一時80円台に乗せた。その後は企業の決済が集中する「五・十日」とあって実需の売り買いが入って輸出企業のドル売りやポジション調整の売りで値を下げた。市場では本格的なドル買いには、米経済の回復や金融市場の好転が必要という。
今日のトヨタは小幅な上昇だったが、下げるよりはずっとましだろう。三菱重工とコマツはそれなりにしっかりと高値を付けていて好ましい。
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