7日の日経平均株価は、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言に対する期待もあり、高値圏でしっかりした展開が続いて前日比106円19銭高の8639円72銭と3日続伸。終値としては5月30日以来6営業日ぶりに8600円台を回復した。しかし、見送りムードも強く薄商いのなかで売りに押されて伸び悩む場面もあったが、ドル・円のジリ高推移を支えに持ち直した。東証1部の出来高は17億5992万株。売買代金は1兆496億円。騰落銘柄数は値上がり1415銘柄、値下がり187銘柄、変わらず64銘柄。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、投資家が資金を逃避させるリスクオフの動きが後退し上昇した。終盤にかけては買い一巡から伸び悩んだ。午後5時現在は、1ドル79円27~29銭と前日比13銭のドル高・円安だった。ECBは政策金利を据え置いたが、今後の利下げへ含みを残したため、リスク回避姿勢が後退し、ユーロ買い戻しに伴ってドルは対円で上昇した。そのため朝方の東京市場もじり高だったが、午後はドル買いが一服し、欧州勢が参加する時間帯にはユーロ売りにつれてドルも対円でやや値を崩したようだ。
今日のトヨタはドル高でしっかりと値を上げているが、三菱重工は小幅な上げにとどまったようだ。コマツはそれなりにしっかりとした上昇だった。
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