5日の日経平均株価は、ユーロ・円が持ち直すと金融セクターを中心に株価も切り返し、前日比86円37銭高の8382円00銭と5営業日ぶりに反発した。今晩のG7(7カ国財務相・中央銀行総裁)の緊急電話会談に対する期待もあるようだ。しかし、自律反発の域を出ていないという見方もあるようだ。東証1部の出来高は18億790万株。売買代金は1兆648億円。騰落銘柄数は値上がり1286銘柄、値下がり304銘柄、変わらず78銘柄。
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、G7の電話協議の結果を見極める中、夕方にかけてユーロ安を受けて伸び悩む展開となった。午後5時現在は、1ドル78円22~23銭と前日比23銭のドル高・円安だった。欧州債務問題に対応するG7電話会議開催で、ユーロの買い戻しが活発化するにつれてドル円も連れ高となったようだ。東京市場も78円30銭前後で始まったが、その後は値動きに乏しい状態が続いたようだ。G7電話会談に対しては、朝方は材料視されたようだが、欧州信用不安に対する抜本的な解決策が打ち出されるという期待は薄く、ユーロのショートポジションが積み上がる中で、買い戻しの材料にされたにすぎないという見方もあるようだ。
今日のトヨタは下げ一服、やや値を上げたようだ。三菱重工は大幅高で300円台を大きく超えてきた。コマツもなかなか良い上げで引けている。
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