17日後場の日経平均株価は、先物への断続的な買いが入って切り返し、前日比75円42銭高の8876円59銭と3営業日ぶりに反発した。しかし、特に材料は見当たらず、買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、引けにかけて持ち直した。東証1部の出来高は20億7852万株。売買代金は1兆1711億円。騰落銘柄数は値上がり1173銘柄、値下がり419銘柄、変わらず78銘柄。
 
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州債務問題が気になるようで小幅な値動きにとどまったようだ。午後5時現在は1ドル80円32~34銭と前日比05銭の小幅ドル安・円高だった。ギリシャ情勢に注目が集まる中で小動きとなったようだ。東京市場も80円30銭台で始まった後は、動意に乏しい展開で、朝方に発表された1~3月期の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったが、目立った反応はみられず、ギリシャの再選挙結果が出るまでは動きにくいという見方が大方のようだ。市場では、日経平均株価をはじめアジア市場の株価が堅調に推移していることから、リスクオフムードが一服しているという見方があるようだ。
 
 
トヨタは、電力不足が懸念される今夏に向け、愛知県内の自動車工場で自家発電設備を増強する方針を明らかにした。御上が機能しない状況では当然だろう。株価はやや持ち直しているようだ。三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日未明に種子島宇宙センターからH2Aロケット21号機を打ち上げる。株価は小幅な上昇だった。コマツはこれもやや持ち直して引けている。
 
 
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