米国防総省のF35開発担当責任者のベンレット海軍中将は8日の上院軍事委員会の公聴会で、日本政府が次期主力戦闘機(FX)として導入を決めたF35について、日本政府が調達する最初の4機分の売買契約を6月にも日本政府と正式に交わすとの見通しを明らかにした。また、4機の引き渡し時期について2016年に始まると述べた。
 
日本政府はF35を計42機購入する予定で、最初の4機について17年3月末までの引き渡しを求めていた。ただ、F35は開発途上にあり、完全な戦闘能力を備えない未完成機が納入される可能性がある。
 
ベンレット中将は今夏に最初の4機分を有償軍事援助(FMS)で日本に輸出する契約書を交わす見通しだとした上で、「6月にも両政府が契約書に正式署名することを期待している」と語った。
 
また、日本政府が今年2月1日、F35調達に関して、日本企業の生産への参画形態や導入後の教育訓練、機体の整備方法などの研究費として、総額600万ドル(約4億8000万円)を米政府に支払う契約に署名したことも明らかにした。 
 
結局、米国の言いなりに金を払ってF-35を購入することになるようだ。価格を吊り上げられても納期を遅らされても日本には契約を破棄して英国の戦闘機を買い入れるなんて大胆なことは出来ないだろう。それにしても100機を買い入れれば2兆円というなら日英共同開発でATD-Xを実用戦闘機に仕上げた方が安上がりではないだろうか。
 
 
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