2日の日経平均株価は、アジア株の上昇や先物への買いが入って、前日比29円30銭高の9380円25銭と3営業日ぶりに反発した。円が対主要通貨で弱含むと輸出株が買われ、上げ幅を拡大する場面があった。消費増税見送りとなった場合に米ムーディーズの幹部が日本国債の格付けを見直す可能性を示唆したと報じられたため、円売りが加速したという。東証1部の出来高は13億2658万株、売買代金は9225億円と、ともに1月以来の低水準(出来高は1月5日、売買代金は1月17日以来)となった。騰落銘柄数は値上がり1075銘柄、値下がり431銘柄、変わらず163銘柄。
2日の東京外国為替市場では、ドル買い・円売りが優勢となっているようだ。ムーディーズ・インベスターズ・サービスの幹部が2日に、日本は消費税引き上げが実現しなければ最後の審判の日を迎えると財政問題の一段の深刻化に警鐘を鳴らし、円売りの材料になったようだ。また、1日発表の4月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数が市場予想を上回ったことを受けたドル買い・円売りの流れが続いた。4月27日の日銀金融政策決定会合を経ていったん円買いが強まったが、その反動で足元は円売りが進みやすい地合いだという。午前7時以降、ドル・円は80円06銭-53銭、豪ドル・円は82円69銭-83円22銭で推移した。
今日のトヨタは小幅ながら反発して引けている。三菱重工は下落が止まらないが、コマツはしっかりと値を上げたようだ。
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