1日の日経平均株価は連休の谷間で動きのないところ、先物にまとまった売りが観測されると下げ幅を拡大した。売り一巡で一旦下げ足を止めたが、円が対主要通貨で急上昇したため、日経平均は主力株を中心に下値を模索し、前週末比169円94銭安の9350円95銭と大幅続落。終値としては2月17日以来約2カ月半ぶりに9400円を割り込んだ。TOPIXは2月14日以来の800ポイント割れ。東証1部の出来高は16億4973万株。売買代金は1兆1574億円。騰落銘柄数は値上がり296銘柄、値下がり1290銘柄、変わらず86銘柄。
1日の東京外国為替市場では、ドル・円が午後に下げ足を速めたようだ。せっかく確保していた1ドル80円台を割り込んで79円64銭まで下落し、4月30日に付けたNY市場の安値79円71銭を下回り、2月21日以来約2カ月半ぶりの安値水準まで下げたようだ。午後に豪準備銀行(RBA)は政策金利を0.50%引き下げ3.75%にすると発表。多くの市場関係者が0.25%の利下げ幅を予測していたことから、豪ドルが対主要通貨で急落し、豪ドル・円の下落がドル・円にも波及した。目先のドル・円の下落を予想する向きが増えており、豪ドル・円の下落をきっかけに、ドルに対する円買いを誘発したようだ。しかし、連休の谷間とあって実需の目立った動きは見られず、ドル・円の値幅は30銭と狭いレンジ内にとどまった。午前7時以降、ドル・円は79円64銭-79円94銭、豪ドル・円は82円22銭-83円27銭で推移したようだ。
今日のトヨタはドルが下げて大きく値を崩して引けている。三菱重工もコマツもどっちもいけないようだ。いずれも大きく値を下げて引けている。
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