25日の日経平均株価は、材料難に加えてFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表や、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控えているため、様子見ムードも強く、前日比92円97銭高の9561円01銭と5営業日ぶりに反発だった。高値圏での推移が続き、引けにかけて手じまい売りに押されて伸び悩む場面もあったが、下値は限られたようだ。東証1部の出来高は14億3300万株と1月16日以来の15億株割れ。売買代金は9915億円と4営業日連続で1兆円を下回った。騰落銘柄数は値上がり1206銘柄、値下がり349銘柄、変わらず117銘柄。

25日の東京外国為替市場で、ドル・円はもみ合いとなった。今日は企業の資金決済が集中する5日・10日で午前に輸入企業のドル買いが流入したものの、その後はNY時間にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え様子見姿勢が強かった。加えて27日に日銀の金融政策決定会合が予定されていることもあり投資家はポジションを傾けにくく、FOMCと日銀会合を通過するまでは81円台半ばを中心としたレンジ相場が続くという。午前7時以降、ドル・円は81円28銭-55銭で推移したようだ。
 
 
今日のトヨタはやや値を上げて引けている。三菱重工子会社の三菱航空機(名古屋市)は、国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の全日本空輸への納入が当初予定していた2014年1~3月から約1年半遅れ、15年夏以降になると発表したようだ。それでも株価はやや上げて引けている。コマツだけが値を下げて終わったようだ。
 
 
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