23日の日経平均株価は、薄商いに方向感の定まらない相場模様で、前週末比19円19銭安の9542円17銭と3日続落だった。日経平均はプラス圏へ再浮上する場面もあったが、円高が重しとなってうわねがのびなかったようだ。24-25日のFOMCや、週末の日銀金融政策決定会合を前に様子見が支配しているようで、株式・為替市場ともブレは小さかったようだ。東証1部の出来高は15億3278万株。売買代金は9286億円。騰落銘柄数は値上がり540銘柄、値下がり984銘柄、変わらず148銘柄。
 
 
23日の東京外国為替市場では、円独歩高となったようだ。23日午前に発表された豪州の1-3月期PPI(生産者物価指数)が前年同期比1.4%増と市場予想の同2.2%増を下回ると、豪ドル売り・円買い主導で円はドルに対しても買い優勢となった。豪州の景気が陰りを見せているので、豪ドル売り・円買いが進んだようだ。アジア各国の主要株価指数が下落して投資家のリスク許容度が低下したことも円買いが進む要因となったようだ。しかし、中国の景気がやや持ち直したとの報道で円買いが一服する場面もあったようだ。午前7時以降、ドル・円は81円26銭-67銭、豪ドル・円は83円92銭-84円74銭でそれぞれ推移した。
 
 
 
今日のトヨタは安値で引けた。円高がマイナスなのか、どうもよろしくない。三菱重工もやや安値引け、コマツだけが小幅ながら値を上げて引けている。
 
 
 
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